リレー展の様子、今後の予定など      <このページは前編です>       

刀華ギャラリー(下図参照)にて、下記のように刀華会会員の作品をリレー形式で展示します。この様子や、展示内容などについて、掲載していく予定です。

日時:平成27年4月18日(土)〜10月29日(木) 11時〜16時半
                 (下記の青い文字を押せばその写真の所に飛びます)
 <前編>
  4月18日(土)〜30日(木) 師範合格作品展 
  5月 2日(土)〜14日(木) 黒澤宗正教室展
  5月16日(土)〜28日(木) 三人展(吉田泱山・吉岡晃山・岩戸渓山)
  5月31日(土)〜6月11日(木) 北野伶岳・間々田栄華教室展
  6月13日(土)〜25日(木) 三人展(七里秀山・白石美山・高草木千山)
  6月27日(土)〜7月9日(木) 三人展(久慈純岳・仙波紅山・渡邊精岳)
  7月11日(土)〜23日(木) 森公岳教室展
  7月25日(土)〜8月6日(木) 四人展(望月汎岳・福本萌岳・佐藤綾岳
                                         ・土林武汎)
  8月 8日(土)〜20日(木) 自塗作品展
  8月22日(土)〜9月3日(木) 三角寛岳教室展

 <後編> 後編を見るときは「見る」をクリックしてください。 後編を
  9月 5日(土)〜17日(木) 小林紘岳教室展
  9月19日(土)〜10月1日(木) 五人展(森田彩岳・永井麦山・武藤静山
                                    ・櫨山知山・大平康岳)

  10月3日(土)〜15日(木) 相伝合格作品展
  10月17日(土)〜29日(木) 仁部康岳個展  (開催中)

会場:刀華ギャラリー  鎌倉駅から徒歩2分 刀華会本部ビル1階
   

師範合格作品展 (4月18日(土)〜30日(木))               

 これまでに師範になられた方のうち31名の合格作品を展示しています。
 過去鎌倉彫会館などで見られた方も多いでしょうが、改めてまじかに拝見しますと、 また新たな発見などもあるかと思います。ぜひご覧になってください。
  

  

 

                   

  黒澤宗正教室展   5月 2日(土)〜14日(木)               

黒澤先生のお教室は、六十代前半から八十代後半までの女性のお弟子さんとともに、和気あいあい四十数年続けられているとのことです。素敵な作品がいっぱい展示されていますので、ぜひご覧ください。
  

 

 

 

 


                                            
  三人展(吉田泱山・吉岡晃山・岩戸渓山)  5月16日(土)〜28日(木) 

吉田先生、吉岡先生、岩戸先生は、鎌倉彫を40年くらい続けてこられた先生方です。 永田教室でのお仲間とのことです。
『ながいあいだ お蔵に眠っていた作品が 皆さんに見ていただいて幸せです』 とおっしゃっておられます。 力作・大作や小さなものまで、素晴らしい作品が展示されておりますので、ぜひじっくりご覧ください。

      岩戸先生  吉岡先生  吉田先生

















         


                                               
 北野伶岳・間々田栄華教室展     5月31日(土)〜6月11日(木)

北野先生は永田名誉会長に師事されてから四十年、『よい先生に恵まれ、お仲間の人たちと楽しく勉強させていただきました。好きでやってこれて幸せです。』とのことでした。
北野先生のお教室を三年ほど前に間々田先生に引き継がれました。
展示されている作品は彫りも素晴らしいですが、塗りも色々あり大変参考になると思います。ぜひご覧になってください。
  
                   北野先生        間々田先生

 

               

 

 

   

 






                                               

 三人展(七里秀山・白石美山・高草木千山)  6月13日(土)〜25日(木)

作品飾りつけ後、出していただいたお茶をいただきながら、お話を伺いました。お三方は、渋澤巧山先生のお教室からご一緒で40 年、現在は永田名誉会長のお教室におられます。皆伝、相伝、師範もご一緒にいただき、展覧会などの見学もご一緒し、記念写真にいつも三人で写っているので、金太郎飴のようと評されるほどの仲良し三人組です。渋澤先生も見に来ていらっしゃるのではとか、仲良しの秘訣はあまり深くかかわらないこととか、お話が尽きないようです。
誰にもあげられない大事な作品の数々、今回箱から出れて、皆さんに見ていただけるので喜んでいるようです。色々な形の作品があり、楽しく鑑賞できますので是非お運びください。


    高草木先生  七里先生   白石先生



七里先生作品






白石先生作品




高草木先生作品




こちらは裏面です。



ギャラリーの様子





















































  



















 








                                               

   三人展(久慈純岳・仙波紅山・渡邊精岳)  6月27日(土)〜7月9日(木)

お三方は、入会時は別々の教室でしたが、現在は永田教室でご一緒です。相伝、師範など同じころに取られました。塗り教室などで勉強し自塗りもされています。鎌倉彫を始めて40年近く、若いころ経済的に厳しい時代に、先生のご配慮で、心豊かにできたそうです。額が一つあれば、季節ごとに板額を入れて楽しむことができる、深彫りの練習にもなるなど教えていただいたとのこと。
出品は100点余り。これまでのリレー展も色々な作品がありましたが、今回も色々で、鎌倉彫の奥深さを感じました。どうぞ実物をご覧になってください。

 
                     仙波先生   渡邊先生   久慈先生
久慈先生作品




仙波先生作品






渡邊先生作品





会場の様子






   



  

  



  

  







   

          

   

            




     

 

 

 

 

   

 

 





     

     

 

 


          

         

     

              

 





       

 

    

 

     

                   
      

 


                                               
   森公岳教室展   7月11日(土)〜23日(木) 

森先生の教室は、H14基礎科からスタートし、H17刀華会に入ってから10年、現在年齢90代から30代のお弟子さんが9名、そのうち入会して1から2年の方が2名、皆伝6名とのことです。作品数も多く、技術の向上にも積極的な感じを受けました。
今回、初めての教室展ですが、永田名誉会長から機会をいただき、また、メンバー全員の積極的な協力で開くことができたとのことです。90代の伊藤さんにも、なんでも率先してやっていただいているそうです。伊藤さんのように永く続けて行きたいとメンバーの方々がおっしゃっていました。
作品は、家で使いたい、飾りたいと思うようなものも多く、鎌倉彫のほかに、書道の掛け軸とか、お人形とかもあり、アットホームな雰囲気のなかに多才なものを感じました。ぜひ雰囲気を味わいにおいで下さい。

     
                               森公岳先生(前列右)



  

 

   

     





    

      

 

 

 





 

 

  

   

          

  

  


  

   

 





        

  


  

  


   

   

   






  

       

 

 





  

  

  

  

  

  

   






      

 

 

 

 

 





                  


                                               

 四人展(望月汎岳・福本萌岳・佐藤綾岳・土林武汎)
                         7月25日(土)〜8月6日(木)


望月汎岳先生は、永田名誉会長、和田会長に師事されてますが、和田会長には基礎科の時から教えていただいているそうです。望月教室を持ってから20年、その間6名の先生を育てておられます。そのなかの三人の先生(福本先生、佐藤先生、土林先生)、会館基礎科担任の桑原芳岳先生のほか、会館教室18点、東戸塚教室4点、中川教室4点の作品を展示しています。また、望月教室では、塗り代の積立てを行ったり、砺波の欄間彫刻などなど旅行委員を中心に計画実施したり、教室展も多く開催するなど、活発に活動されています。今回、平成17年の第一回教室展「望」会に出展した「篆刻」(自然現象)も懐かしい思いで展示されております。多彩な作品が数多く出品されておりますので、ぜひご来場ください。

 
                 山田さん 佐藤先生 望月先生 土林先生 福本先生



    

              

 

        





 
        

 
        

 
      

 
      

     

     

     

     

     




      

  

                  

  

  

  

     

  

    

 

 






  

  

  

                          

  


  

  

    

           

  


    

            

   

    






  

         






   

                         

  

  

   






  

   

 

   

 

    


  






  

 

  

 

        

         

  

          

  



                                               
  
 自塗作品展   8月 8日(土)〜20日(木)

  永田名誉会長、和田会長に自塗作品展につきお伺いしました。鎌倉彫会館が昭和43年に出来てから約50年、漆工室にて刀華会の塗り教室を行ってきています。会員で塗りをする人が増えていて、各自楽しんで塗りをされていますが、自塗り作品を発表する機会が少ないので、この度、刀華ギャラリーを開放するのを機に、自塗作品展を企画されたそうです。
  鎌倉彫の代表的な塗り技法は、三橋式彫りの特色を生かす「七色塗り」(堆烏、堆紅、堆青、堆金、弁柄、色絵、湛慶)、後藤斎宮・運久が考案した「乾口塗り」があるが、安いこともあり本朱の乾口塗りが主流になっています。
  浅田完山刀華会初代会長は、塗りに変化を付けるということで、研ぎ分けを行い、流行り出しました。その他に、貝や色々な色を試験的に行いましたが、稽古の塗りには使っていません。二代会長の永田名誉会長は、拭き漆と本塗りの組み合わせを追求し各賞も取られました。また、乾漆粉の使用、朱以外の色(黄、緑など)で乾口を取るなど色々何年か開発されてきたそうです。また多色を使用するより1色の方がよいとのご感想でした。和田会長は貝を貼るなど加飾も研究され、今回も素晴らしい作品を出品されています。
  塗りは面白いですが、お弟子さんなどに塗ってやるのはどうか、思ったような色が出なかったり、撒き錆仕上げなど年月が経つとカビ・シミが出たり、問題が出ることがあるとか、また品のある塗りとはとか、いろいろと鎌倉彫について考えさせられました。今回は刀華会の展覧会では見られないような、各自の力作も出品されていると思いますので、ぜひ実物をご覧になってください。

 

   

         

   

     

  

       




  

    

  

       

  

       

  

       


     

       

     

       





  

 

  

   

  

    

   

      






   

 

                

       

   

  

                  

  

    

 

     

  

            

  






   

           

  

  

 

                  

 






   

              

   

        

 

           

 

                  

          



 

        

           

  

           

  


 

  

  

  

  



                                               

 三角寛岳教室展  8月22日(土)〜9月3日(木)

三角寛岳先生は二つの教室をお持ちです。お弟子さんのキャリアは、それぞれ23年と13年程度です。今回の教室展にあたり、皆さんが気持ちよく賛成・協力してくれたので、開催できました。教室も皆さんに支えられて続けてこられました。感謝しています。とのことで大変ご謙遜なさっておられました。
これまでもそうですが、今回も個性的な作品が多く出品されていますので、ぜひご覧ください。

 
                   三角寛岳先生(左側)